「……あれ? ちゃんと保存したよね?」
記録を終えたはずなのに、パソコンから離れた瞬間に急に気になってしまう。
看護師として働いていると、そんな経験をすることがありますよね。
特に忙しい勤務中は、次の仕事を考えながら動いているうちに、 「さっきの記録、ちゃんと確認したっけ?」 と記憶があいまいになることもあります。
そんなときに大切にしたいのが、「やったはず」で終わらせず、必要な確認までをひとつの流れとして考えることです。
この記事では、看護記録や電子カルテで「ちゃんと保存したかな?」と不安になる場面を入り口に、確認を習慣にするための考え方を紹介します。
なお、電子カルテの操作方法や記録の手順は勤務先や使用しているシステムによって異なります。実際の業務では、必ず勤務先のルールや手順を優先してください。
看護師の記録、「保存したよね?」と不安になる瞬間
記録を終えた直後は「よし、終わった」と思っていたのに、少し時間が経つと急に気になってしまう。
そんな“確認あるある”は、忙しい勤務中ほど起こりやすく感じることがあります。
記録を終えた直後なのに気になる
記録を入力して、その場では終わったつもりだったのに、
「保存したっけ?」
「最後まで確認したよね?」
と、席を離れたあとに気になることがあります。
結果的にはきちんとできていて、「やっぱり大丈夫だった」とホッとすることも少なくありません。
忙しいほど記憶があいまいになりやすい
勤務中は、ひとつの仕事だけに集中できるとは限りません。
記録をしている途中でも、次にやることを考えたり、別の対応が入ったりすることがあります。
そうした状況では、「さっき何をどこまで確認したっけ?」と、自分の記憶があいまいに感じられることもあります。
確認して「ちゃんとできてた」とホッとする
気になったので確認してみると、
「ちゃんと保存できてた」
とわかり、ようやく安心して次の仕事へ進める。
ここまでがセットになっている看護師さんもいるかもしれませんね。
記録の確認を省かないことが大切な理由
仕事に慣れてくると、いつもの流れで進められることも増えてきます。
それでも、確認まで省いていいというわけではありません。
「やったはず」ではなく確認する
「いつもやっているから大丈夫」
と思っていても、忙しい勤務では予定どおりに進まないことがあります。
だからこそ、「やったはず」という記憶だけに頼らず、必要な確認を行うことが大切です。
慣れている仕事でも確認は必要
経験を重ねると、仕事の流れがわかるようになり、以前よりスムーズに進められる場面も増えてきます。
一方で、「慣れているから大丈夫」と確認を飛ばしてしまわないよう意識することも必要です。
どのような確認が必要なのかは、勤務先のルールやそのときの状況に従いましょう。
ベテランも確認を大切にしている
経験のある先輩看護師が、慣れた仕事でもきちんと確認している姿を見たことがある人もいるのではないでしょうか。
確認は「新人だからするもの」ではありません。
経験年数にかかわらず、必要な確認を省かずに仕事を進める姿勢は大切にしたいですね。
確認を習慣にするための5つのポイント
確認が必要だとわかっていても、忙しいとつい後回しにしてしまうことがあります。
そんなときは、自分の仕事の流れの中に確認を組み込んでおくと整理しやすくなります。
記録のあとに確認する流れを決める
「記録したら、必要な確認まで行う」
というように、自分の中でひとつの流れとして意識しておく方法があります。
ただし、具体的な操作や確認方法については勤務先の手順を優先してください。
「あとで確認」を溜めすぎない
「あとで確認しよう」と思っていることが増えると、それ自体を覚えておく負担も大きくなります。
その場の状況や勤務先のルールに沿って、確認できることは必要なタイミングで整理しておくとよいでしょう。
忙しいときほど一度立ち止まる
忙しいと、「早く次へ行かなきゃ」という気持ちになりがちです。
そんなときほど、必要な確認を飛ばしていないか、一度自分の行動を振り返ってみることも大切です。
自分だけで判断できないことは確認する
記録内容や仕事の進め方について迷うことがあれば、一人だけで判断しようとせず、必要に応じて先輩や同僚、責任者などへ確認しましょう。
特に勤務先独自のルールについては、曖昧なまま進めるより確認することが大切です。
勤務先のルールを基準にする
電子カルテの仕組みや記録方法、確認手順は職場によって異なります。
インターネットの記事や他の職場の方法ではなく、まずは自分の勤務先で定められているルールや手順を確認しましょう。
何度も確認して不安になるときはどうする?
確認したのに、
「本当に大丈夫だったかな?」
と、また気になってしまうこともあります。
そんなときは、ただ確認回数を増やすだけではなく、自分がどんな流れで仕事をしているのかを振り返ってみましょう。
自分なりの確認ルーティンを振り返る
「記録したあと、いつもどこまで確認しているかな?」
と、自分の仕事の流れを振り返ってみます。
毎回やり方がバラバラになっている場合は、勤務先のルールの範囲内で、自分が整理しやすい流れを考えてみてもよいでしょう。
確認したことがわかる流れを作る
一度確認したのに、「確認したかどうか」がわからなくなると、また気になってしまいます。
勤務先で認められている方法を使いながら、何をどこまで確認したのか自分で整理しやすい流れを作ることもひとつの方法です。
なお、患者さんの情報を扱う場合は、個人情報や情報管理に関する勤務先のルールを必ず守ってください。
一人で抱えず周囲に相談する
「確認したはずなんだけど、また気になってしまう」
ということが続く場合も、一人だけで抱える必要はありません。
仕事の進め方について迷っているなら、先輩や同僚などへ相談して、自分の確認方法を一緒に振り返ってもらうのもひとつです。
「他の人はどう整理しているんだろう?」と聞いてみることで、自分に合ったヒントが見つかることもあります。
「確認して安心するまでがセット」でいこう
記録を終えたあと、
「ちゃんと保存したかな?」
と気になってしまうのは、看護師の仕事の中で経験することのある“あるある”のひとつです。
忙しいときほど、「やったはず」という記憶だけに頼るのではなく、勤務先で必要とされている確認までを仕事の流れとして考えてみましょう。
そして、わからないことや迷うことがあれば、一人で抱え込まず周囲へ確認することも大切です。
記録して、確認して、「よし、大丈夫」と次へ進む。
そんな小さな確認の積み重ねを、毎日の仕事の中で大切にしていきたいですね🌸
「保存したよね?」とつい確認したくなる瞬間は、こはるワールドの4コマ「カルテあるある」でも描いています。

記録が終わって席を離れた瞬間に、「あれ……ちゃんと保存したよね?」って急に気になること、ありますよね。
そして確認して、「うん、ちゃんとできてた」とホッとするところまでがセットだったりします。
忙しい日ほど焦ってしまうけれど、必要な確認までをひとつずつ。 迷ったときには、周りの人にも頼りながら進んでいきましょう。
今日も勤務、本当におつかれさまでした🌸


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