「必要なことだけメモしておこう」
そう思っていたはずなのに、勤務が進むにつれて書き込みが増え、気づけば付箋まで追加されている……。
看護師の仕事では、勤務中に確認したいことや覚えておきたいことが次々に出てくるため、メモが増えてしまうこともあります。
大切なのは、きれいなメモを作ることではありません。
あとから自分が確認したときに、必要な情報を見つけやすい状態にしておくこと。
この記事では、看護師の仕事メモが増えやすい理由から、整理するときの考え方、使いやすい文具の選び方まで紹介します。
※患者さんに関する情報の記録・持ち運び・廃棄などについては、必ず勤務先のルールや情報管理に関する規定に従ってください。
看護師の仕事メモはなぜ増えやすい?
勤務中は確認したいことが次々に出てくる
勤務が始まったときには「今日はこれを確認しよう」と整理できていても、そのまま予定どおりに進むとは限りません。
新しく確認したいことが出てきたり、あとで振り返りたいことが増えたりして、少しずつメモが追加されていきます。
最初はスッキリしていたメモが、勤務の途中には書き込みだらけになっていることもありますよね。
あとで書こうと思うと忘れそうで不安
「これは覚えておこう」と思っても、次の仕事に移ると忘れてしまいそう。そんなとき、とりあえずメモしておきたくなることがあります。
メモすること自体が悪いわけではありませんが、何でも書き足していくと、あとから必要な内容を探すのが大変になることもあります。
気づけば付箋や追記だらけになる
「ここに書く場所がないから付箋を追加」「これも忘れたくないから端っこに追記」そんなことを繰り返しているうちに、メモがどんどん育っていくことも。
最初は一枚だった付箋が、勤務終了時には何枚にも増えている……というのも、看護師ならちょっと共感できる光景かもしれません。
看護師のメモを整理するときの基本
何でも同じ場所に書かない
確認したいこと、あとで調べたいこと、自分の予定などを全部同じ場所に書いてしまうと、必要な内容を探しにくくなります。
細かく分類しすぎる必要はありませんが、メモの目的をある程度分けておくと見返しやすくなります。
あとで見返してわかる書き方を意識する
急いでいるときに書いたメモをあとから見て、「……これ、何のこと?」となった経験はありませんか?
長い文章を書く必要はありませんが、自分があとから見ても意味がわかる程度に残しておくことがポイントです。
不要になったメモは整理する
メモが増え続ける原因のひとつが、すでに必要なくなった内容まで残っていること。不要になったものを適切に整理するだけでも、必要な内容を見つけやすくなります。
もちろん、仕事に関するメモの取り扱いや廃棄については、勤務先のルールを必ず確認してください。
勤務先のルールを必ず確認する
看護師のメモで特に注意したいのが情報管理です。
患者さんに関する情報などは、自分の判断だけで持ち出したり保管したりせず、所属する医療機関のルールに従うことが大前提です。
便利さよりも、まず安全な情報管理を優先しましょう。
仕事中にメモが増えすぎないための工夫
メモする目的を決めておく
目についたものを何でも書くのではなく、「これは何のためにメモするのか?」を少し意識してみましょう。
目的がわかっていると、あとから見返したときにも内容を理解しやすくなります。
自分なりの記号や書き方を決める
重要なところに印をつけるなど、自分が見返しやすい書き方を決めておく方法もあります。
ただし、複雑なルールを作りすぎると、それを覚えること自体が大変になります。最初はシンプルな方法から試してみるのがおすすめです。
付箋を使いすぎない
付箋は便利ですが、増えすぎるとかえって探しにくくなることがあります。
「一時的に確認したい内容」など、用途をある程度決めて使うと整理しやすくなります。
勤務後にメモを整理する習慣をつくる
勤務が終わったあと、必要に応じてメモを見直す時間を作るのもひとつの方法です。
不要になったものを整理したり、あとで学び直したい内容を確認したりすることで、次の勤務にもつなげやすくなります。
メモ整理に使いやすい文具の選び方
ポケットに入れやすいメモ帳
仕事中に使うなら、持ち歩きやすさは大切です。
大きすぎるものより、ユニフォームのポケットなどに収まりやすく、必要なときに取り出しやすいものが便利でしょう。勤務先のルールや使い方に合わせて選んでみてください。
必要なページを確認しやすい付箋
付箋はページの目印や一時的な整理にも使えます。
サイズや形がたくさんありますが、種類を増やしすぎると管理するもの自体が増えてしまいます。自分がよく使うものを少数に絞るのも選択肢です。
持ち歩きやすいペンケース
ペンや文具をまとめておける小さなケースがあると、ポケットの中を整理しやすくなります。
ただし、たくさん入るからといって詰め込みすぎると重くなってしまうので、普段使うものを中心に選ぶのがおすすめです。
まとめて整理できるバインダー
勤務中に持ち歩くメモとは別に、自宅などで一般的な学習内容を整理する場合には、バインダーなどを活用する方法もあります。
ページを追加・入れ替えできるため、勉強した内容をテーマごとに整理したいときにも便利です。
なお、患者さんを特定できる情報などを個人の学習用資料として持ち帰らないよう、勤務先の規定を守りましょう。
新人看護師は「きれいなメモ」を作ろうとしすぎなくていい
最初はメモが増えて当然
新人のころは覚えることも多く、「全部書いておかないと不安」と感じることもあるでしょう。
最初から完璧に整理されたメモを作ろうとしなくても大丈夫です。経験を重ねながら、自分に必要な情報や確認しやすい方法が少しずつわかってきます。
先輩の方法を参考にしてみる
身近な先輩がどのように仕事を整理しているのかを参考にするのも方法のひとつです。
そのまま真似する必要はありません。「これは自分にも使いやすそう」と思った部分だけ取り入れてみると、自分なりの方法を見つけやすくなります。
自分が確認しやすい方法を少しずつ作る
メモの使いやすさは人によって違います。
大切なのは、「きれいに見えるか」よりも必要なときに自分が確認しやすいか。試しながら、自分に合った方法を作っていきましょう。
看護師ならわかる?仕事メモあるある
付箋がどんどん増殖する
最初は一枚。「これも忘れないように」と追加して、気づけば二枚、三枚……。もはやメモ帳本体より付箋の存在感が強い。
自分で書いた字が読めない
書いた瞬間は絶対にわかっていたはずなのに。あとから見ると、「……なんて書いた?」急いで書いた自分との解読勝負が始まります。
何のために書いたメモかわからない
単語だけがポツンと書いてある。重要そうではある。でも、なぜ書いたのかが思い出せない。メモした本人に聞きたいところですが、その本人も自分です。
なぜか私生活のメモが混ざっている
仕事のメモを見返していたら、「牛乳」突然現れる生活感。仕事帰りの買い物まで同じ場所で管理してしまうこと、ありませんか?
まとめ|メモは「たくさん書く」より確認しやすく整理しよう
看護師の仕事では、勤務中に確認したいことが増え、メモも自然と多くなりがちです。
大切なのは、たくさん書くことそのものではなく、必要なときに確認しやすい状態にしておくこと。
最初から完璧な方法を作る必要はありません。
自分が使いやすいメモ帳や文具を選びながら、少しずつ整理方法を見つけていきましょう。
そして、仕事に関するメモ、とくに患者さんに関係する情報については、勤務先の情報管理ルールを必ず守ることが大切です。
仕事中のメモって、最初はきれいなんです。
なのに気づけば書き込みが増えて、付箋が増えて、最後には「これは何?」まで増えている。
でも、メモは誰かに見せるための作品ではありません。
自分が必要なときに確認できる。それで十分。
自分に合った方法を、少しずつ見つけていきましょう。










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