初めての夜勤が近づいてくると、気になることのひとつが「持ち物」。
「夜勤って何を持っていけばいいの?」
「日勤と同じ荷物だけで大丈夫?」
「先輩たちは夜勤バッグに何を入れてるんだろう?」
心配になって、あれもこれもバッグに詰め込んだ結果、
「……旅行行くの?」
というくらい荷物が増えてしまうこともありますよね。
でも、夜勤の持ち物に全員共通の正解があるわけではありません。
勤務先によって必要な業務用品や休憩環境は違いますし、夜勤を何度か経験すると「これは毎回使う」「これはなくても困らなかった」ということも少しずつわかってきます。
大切なのは、最初から完璧な夜勤バッグを作ろうとしないこと。
この記事では、夜勤で準備しておきたい基本の持ち物から、食事・休憩用品、あると便利なもの、荷物を増やしすぎないコツまで紹介します。
看護師の夜勤、何を持っていけばいい?
初めての夜勤では、
「何か忘れて困ったらどうしよう……」
と不安になりやすいもの。
だからこそ、まずは「自分の勤務先では何が必要なのか」を整理するところから始めてみましょう。
まずは勤務先で必要なものを確認しよう
夜勤の持ち物を準備するときに最初に確認したいのが、勤務先のルールです。
業務で使うものが職場に用意されている場合もあれば、自分で準備する必要がある場合もあります。
仮眠や休憩で使える設備についても勤務先によって違います。
わからないものがあれば、先輩や勤務先へ確認しておくと安心です。
日勤+夜勤用アイテムで考えるとわかりやすい
夜勤だからといって、持ち物をすべて一から考える必要はありません。
まず普段の日勤で使っているものを基本にして、そこへ、
「食事」
「飲み物」
「休憩・仮眠用品」
など、夜勤で必要になるものを追加していくと整理しやすくなります。
最初から全部そろえなくても大丈夫
初めての夜勤前に検索すると、
「これも必要かも」
「あれも便利そう」
と、どんどん持ち物が増えてしまうことがあります。
でも、実際に必要なものは勤務環境や人によって違います。
まず必要なものを準備して、夜勤を経験しながら少しずつ自分向けに調整していきましょう。
夜勤でまず準備したい基本の持ち物
ここからは、夜勤バッグを準備するときに確認しておきたい基本的な持ち物を見ていきます。
業務用品については勤務先ごとにルールが異なるため、必ず自分の職場の決まりを優先してください。
筆記用具・メモ
普段の勤務で使用している筆記用具やメモ類は、夜勤でも必要になることがあります。
ボールペンなど、自分で用意する必要があるものは出勤前に確認しておきましょう。
「いつもポケットに入っているから大丈夫」
と思っていた日に限って見当たらない……なんてこともあります。
時計
勤務中に時間を確認するための時計も、必要に応じて準備します。
勤務先によって使用できるものや装着方法などにルールがある場合は、それに従いましょう。
職場で必要な業務用品
仕事で使用する物品については、勤務先で用意されているものと、自分で準備するものを確認しておきましょう。
「看護師なら全員これを持つ」というより、自分の勤務先で何が必要なのかを基準にすることが大切です。
スマホ・財布などの貴重品
スマホや財布、鍵など、普段の外出でも必要になるものも忘れずに。
ただし勤務中のスマホ使用や貴重品の管理方法については、勤務先のルールに従いましょう。
必要以上の現金や貴重品を持っていかないなど、自分なりに管理しやすくしておくのもひとつです。
夜勤の食事・飲み物で持っていきたいもの
夜勤バッグの中でも、意外とスペースを使うのが食事や飲み物。
その日の勤務時間や休憩環境、自分の食欲に合わせて準備しましょう。
夜勤中の食事・夜食
夜勤中に食べる食事や夜食を用意しておきます。
おにぎり、サンドイッチ、スープなど、選択肢はいろいろあります。
大切なのは、「夜勤ならこれを食べるべき」と決めるのではなく、自分が無理なく食べられるものを選ぶことです。
夜勤の夜食については、No.8「看護師の夜勤におすすめの夜食」で詳しく紹介しています。
飲み物
夜勤中に飲むものも準備しておきたいところです。
職場で利用できる飲み物や自動販売機などがある場合は、それも確認しておくと荷物を調整しやすくなります。
持参する場合は、自分が扱いやすい容器を選びましょう。
小腹が空いたときのおやつ
「食事をするほどではないけど、ちょっとお腹が空いた」
というときのために、少量のおやつを準備しておく方法もあります。
小分けされたものなら量を調整しやすく、夜勤バッグにも入れやすいでしょう。
夜勤の休憩であると便利なもの
夜勤では、勤務先によって休憩や仮眠の時間が設けられていることがあります。
少しでも身体を休めやすくするために、自分の環境に合ったものを準備してみましょう。
羽織れるもの
休憩室や仮眠スペースの室温によっては、肌寒く感じることがあります。
勤務先で使用できるのであれば、さっと羽織れるものがあると便利な場合があります。
職場の感染対策や服装ルールなども確認しておきましょう。
アイマスク
仮眠する場所が明るく感じる場合、アイマスクを使う方法があります。
ただし、勤務先で使用できるかどうかや、休憩・仮眠中のルールを確認してから利用しましょう。
耳栓
周囲の音が気になって休みにくい人は、耳栓を思い浮かべるかもしれません。
ただし夜勤中は、勤務先によって緊急時の呼び出しなどへ対応できる状態が求められます。
耳栓を使用してよいかは必ず勤務先のルールを確認してください。
歯みがきセット
長時間勤務では、休憩中や食事後に歯をみがきたい人もいるでしょう。
コンパクトな歯みがきセットを夜勤用ポーチへ入れておけば、毎回準備する手間も減らせます。
夜勤バッグに入れておくと便利なもの
ここからは「必ず必要」というより、勤務環境や自分の過ごし方によっては便利なものを紹介します。
全部そろえる必要はありません。
モバイルバッテリー
長時間の勤務では、出勤から帰宅までの時間も長くなります。
スマホの充電が心配な場合は、モバイルバッテリーを用意する選択肢もあります。
ただし、勤務中のスマホ使用については職場のルールを守りましょう。
小さめのポーチ
夜勤バッグの中に細かいものをそのまま入れていると、
「あれ、どこいった?」
となりがちです。
歯みがき用品など用途ごとに小さなポーチへまとめておくと、必要なものを探しやすくなります。
ビニール袋・エコバッグ
荷物を分けたいときなどに、袋類が役立つことがあります。
大きなものを何枚も持っていく必要はありませんが、自分が使う場面があるなら夜勤バッグへ入れておくと便利です。
ヘアゴムなど身だしなみ用品
必要な人は、ヘアゴムなど普段勤務中に使う身だしなみ用品の予備を入れておく方法もあります。
「いつも持っているから大丈夫」
と思っているものほど、ひとつ予備があると助かることがあります。
夜勤の荷物を増やしすぎないためのコツ
夜勤に慣れていないころは、不安から荷物が増えがちです。
もちろん必要なものは準備したいですが、毎回ほとんど使わないものまで持ち歩く必要はありません。
「毎回使うもの」と「念のため」を分ける
一度、夜勤バッグの中身を、
毎回使うもの
たまに使うもの
念のため持っているもの
に分けてみましょう。
「念のため」で何回も持っていって、一度も使っていないものがあれば、本当に毎回必要なのか見直すきっかけになります。
夜勤専用ポーチを作っておく
夜勤のたびに、
「歯ブラシ入れたっけ?」
「アイマスクどこだっけ?」
と準備するのは意外と面倒です。
毎回使う小物を夜勤専用ポーチへまとめておけば、出勤前の準備を少し簡単にできます。
何回か夜勤をしながら中身を調整する
夜勤バッグは、一度完成したら終わりではありません。
「これは毎回使う」
「これはなくても大丈夫だった」
「次からこれを入れておこう」
と、実際の勤務を通して変えていけばOKです。
自分の夜勤に合ったバッグへ少しずつ育てていくくらいの気持ちで考えましょう。
看護師ならわかる?夜勤バッグあるある
ここからは、ちょっと息抜き。
夜勤バッグを準備していると、なぜか起こりがちなことがあります。
心配で持っていきすぎる
初めてのころは、
「使うかもしれない」
「これもあったほうがいいかも」
と入れていった結果、
バッグ、パンパン。
帰宅後に確認すると、半分くらい使っていなかったりします。
お菓子だけ妙に充実している
必要なものを準備していたはずなのに、
チョコ。
クッキー。
小分けのお菓子。
「あれ?お菓子多くない?」
でも夜勤前の自分には、全部必要に見えていたんです。
必要な日に限って入っていない
いつも入れているものを、
「今日は使わないかな」
とバッグから出した日。
そんな日に限って、
「今日ほしかった……!」
となることがあります。
夜勤バッグ、なかなか思いどおりにはいきません。
夜勤に慣れるほど荷物が減っていく
最初はパンパンだった夜勤バッグ。
でも何度か勤務しているうちに、
「これは使わない」
「これは職場にある」
「これは毎回必要」
と、自分なりの基準ができてきます。
気づけばバッグも少しスッキリ。
それも、夜勤に慣れてきた証拠かもしれません。
まとめ|自分だけの夜勤バッグを作っていこう
看護師の夜勤で必要な持ち物は、勤務先や自分の過ごし方によって変わります。
大切なのは、誰かの夜勤バッグをそのまま真似することではなく、
勤務先で必要なものを確認する。
自分が毎回使うものを把握する。
夜勤を経験しながら少しずつ調整する。
ということです。
初めての夜勤だからと、最初から完璧にそろえる必要はありません。
「あ、これがあると便利だった」
と思ったら次回から追加する。
「これ、ずっと使ってないな」
と思ったら一度外してみる。
そんなふうに少しずつ、自分が使いやすい「夜勤バッグ」を作っていきましょう。
🌙 こはるワールドからひとこと
夜勤バッグは、最初から完璧にそろえなくても大丈夫。
何度か夜勤を経験しながら、「これは毎回使う」「これはなくても大丈夫」と、自分に合った中身を見つけていきましょう。
自分だけの使いやすい夜勤バッグに、少しずつ育てていけばOKです。
準備が終わったら、あとはできるだけ身体を休めて。長い夜勤を、無理しすぎず乗り切ってくださいね。


コメント